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奥能登国際芸術祭のつづきです。

中将湯温泉
すばらしく昭和なw、味のある玄関
この古い銭湯、恵比寿湯の女湯と男湯に分かれて二人の作家が競作してます。

中将湯温泉
天井扇が茄子

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まずは男湯の方、麻生祥子さん「信心のかたち」
泡が断続的に上方から流れてきて、足元に迫ってきます。
刻々と形の変わる泡の彫刻。きっとその日の気温や湿度によっても形が変わるんでしょうね。

麻生祥子「信心のかたち」

麻生祥子「信心のかたち」

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続いて女湯、井上唯さん「into the rain」
カラフルでポップ、こちらも女性らしい柔らかな優しい布の彫刻が揺れる。
大喜びではしゃぐ子供たちに混じって中に入ってみました。

井上唯「into the rain」

井上唯「into the rain」

井上唯「into the rain」

井上唯「into the rain」

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続いて南条嘉毅さん「シアターシュメール」
飯田地区に残る古い木造の映画館(こんな建物が今も残っていることにまずは驚き。2階には大きな古い映写機が転がり、左右に桟敷席もあったりして、この建物内部も一見の価値ありです)を舞台に、ノスタルジックな短編映画のような8分間の体験型インスタレーション。シンプルな演出ながら非常に想像力を刺激され、静かに感情を揺さぶられる作品でした。作者の南条さんは「土」にこだわる作家さんのようで、この作品では天井から能登の珪藻土が時折さらさらと落ちてきます。ここは撮影禁止なので写真はなし。

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鵜飼地区に移動して、石川直樹さん「混浴宇宙宝湯」へ。

石川直樹「混浴宇宙宝湯」

ここも非常に面白かったです。木造3階建の「宝湯」(1階でお風呂は今も営業中!!)の複雑な造りの建物全体を使って、石川さんのカラー写真とこの家の歴史を語るモノクロ写真が随所に配され、銭湯、宴会場、旅館、遊郭…と様々な顔を持つこの建物の舞台装置が、あちこちの部屋や廊下にさりげなく再現されています。

石川直樹「混浴宇宙宝湯」
2階の大宴会場

石川直樹「混浴宇宙宝湯」
大浴場の他に個室風呂もあります。なぜか熊の置物が。
まあとにかく、おそらくここでキレイになった後、

石川直樹「混浴宇宙宝湯」
こういう素敵な部屋でw
石川直樹「混浴宇宙宝湯」

石川直樹「混浴宇宙宝湯」
こういうことにwww

石川直樹「混浴宇宙宝湯」
結界?

石川直樹「混浴宇宙宝湯」

石川直樹「混浴宇宙宝湯」
建物内部はそこかしこ凝った作りになってます

石川直樹「混浴宇宙宝湯」
いい染付の器がたくさんある食器部屋

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最後はまた外浦に戻って、さわひらきさん「魚話」
暗闇の中のインスタレーションがいくつかと、心象風景を投影したような、シュールな夢の記憶のような、硬質の映像作品。この日の最後を飾るにふさわしい素晴らしい作品でした。

さわひらき「魚話」
くるくる回ってツバメが羽ばたく

さわひらき「魚話」

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後半見てまわった作品の舞台は、何だかどこも昭和のノスタルジーを強力に感じる場所が多かったですね。そのせいもあるのか、今更ながら珠洲は輪島とはだいぶ町の持っている雰囲気が違うというか、同じ奥能登でも流れている時間がちょっと違うような感覚を覚えました。

というわけで、Kさんご夫妻にはいろいろとお世話になり、おかげさまで楽しい1日を過ごすことができました。どうもありがとうございました。
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