“The Beatles ~ Eight Days A Week - The Touring Years”
@ユナイテッドシネマ金沢


Eight Days A Week - The Touring Years

観てきました。
ビートルズがライブ活動を行っていた時代に焦点を当てたドキュメンタリー。
当時の社会状況も絡めて、今では考えられないような並外れた熱狂ぶりがダイレクトに伝わってくるいい映画でした。

印象的だったのは、ビートルズのアメリカツアーが有色人種の隔離政策に一石を投じた、という視点で描かれていた場面。ビートルズ側が、「人種隔離されたオーディエンスの前ではパフォーマンスしない」という態度をとったことで、当時南部では当たり前だった人種隔離がひっくり返されたこと。
そりゃそうだよね〜、黒人音楽を敬愛してカバー曲も多数残している彼らにしてみれば、人種隔離なんて絶対にあり得ない話だろうな〜、と。
黒人女優であるウーピー・ゴールドバーグが、貧しかった少女時代に母親にサプライズでシェイ・スタジアム公演に連れて行ってもらった思い出話も泣かせます。

あとは、リバプールのサッカー場で、ごっつい男達が肩を組んで”She Loves You”を合唱していた場面にもびっくり。こんなことがあったんだね〜。

本編のあとに上映された1965年8月15日のシェイ・スタジアム公演、これが最高でした。
30分の編集版ですが、映像も音もリマスタリングされているとのことで、映画館の大音量を浴びてまるでビートルズのライブを追体験しているかのような気分に。(まあ実際のライブは歓声がすごくて演奏はろくに聞こえなかったらしいけどw)

ビートルズのライブといえば、中学生のときに初めてテレビで見た日本公演のショボい音がどうしても記憶に残っていて、ガキの頃はビートルズは演奏が下手なんだとずっと思ってました。リスナーとして成長するにつれ、それが大きな間違いであることに気づいたわけですが、今回の映画を見ても、大歓声の中モニターもなくて自分たちの出してる音もろくに聞こえないようなところで、よくあれだけの完璧なノリを出せるもんだな~と、改めて彼らの叩き上げバンドとしてのとんでもない力量を実感しました。

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