フランスへ行く その10

2016/09/07 Wed 19:30

ヴェルサイユからパリのモンパルナスへ戻ってきました。

現在のモンパルナスはオフィスビルやショッピングセンターが立ち並ぶ
ビジネスと商業の中心地となっていますが、20世紀初頭の頃は寂れた郊外で、
家賃や物価の安さからお金のない若い芸術家たちが集まった街として知られています。

ここモンパルナス地区での目的地は、"La Ruche".
モンパルナス駅前のカフェで遅い昼食のあと、メトロでConvention駅へやってきました。
このあたりは地図で見るとパリの南西の端の方です。

Convention
Convention駅を出たところで1枚。


10分ほど歩いて、静かな住宅街の中の"La Ruche"に着きました。

La Ruche
門に蔦がからまって中が良く見えませんが..

"La Ruche"とは、エコール・ド・パリの画家たち、モディリアーニ、藤田嗣治、
シャガール、スーチン...などが暮らしていたアパルトマン。
レジェやブランクーシも暮らしていたことがあるそうです。
彫刻家のブッシェが、貧しい芸術家たちのために私財を投げ打って建てたもので、
平面は12角形をしていて、”Ruche"とは蜂の巣の意味。

La Ruche
残念ながら中には入れないので、門の隙間から失礼して撮らせてもらいました。
素敵な玄関です。

La Ruche
屋根の上には塔が立ってます。

La Ruche
右側にある通用口。
ここは現在も住んでいる人がいて、ここを見ているときにも
2人ほど住人の方(たぶん)が帰ってきて入っていきました。

La Ruche

学生時代にエコール・ド・パリの展覧会なんかもよく見に行ったな〜、などと
思い出に浸りつつ、画家たちがこのアパルトマンに入っていく姿を想像してみたりして、
今はまったく面影すらないあの狂乱の時代に思いを馳せてみる..。


La Ruche
左手にも相当古い3階建てが建ってます。

La Ruche
窓を見上げると中にはキャンバスが。やっぱり今も画家が住んでるんだろうか..?

La Ruche
La Ruche
近くの壁にはこんなものが

La Ruche

La Ruche
ブッシェさんを讃えてる?んだと思いますたぶん w


Convention
来たときとは違う道を通ってConvention駅までの帰り道。
別に観光地ではない裏通りにもそれぞれ何気ない風情があって、
ぶらぶら歩いているだけでも結構楽しいです。

途中、日本人のニシハラさんという女性がやっている日本の器のお店、
「京や(KIOYA)」さんを偶然発見。
日本の工芸のフランスでの受け止められ方など、いろいろお話を伺うことができました。
ルーブル近くのサンタンヌ通りにある日本の工芸を集めたお店の情報も教えていただき、
明日行ってみることにしようと。美味しい緑茶もごちそうになりました。ありがとう〜。

Convention
縦列駐車の間隔が狭い〜
出るときはやっぱり前後の車を押すのかな?どう見ても押さないと出ないと思うんだけど..

Paris Opera
ホテルの近くへ帰ってきました。これはオペラ座の裏側。

Printemps
こちらはプランタンのウィンドウディスプレイ。ちょっと日本ぽい雰囲気。
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