大瀧神社・岡太神社へ

2015/11/03 Tue 00:11

福井県は越前市の「大瀧神社・岡太神社」(おおたきじんじゃ・おかもとじんじゃ)
しばらく前にこの神社のことをWEBと本で立て続けに目にしたんで、
ん~これは呼ばれてるんかな~?などと勝手に口実をつけ、
先日福井県までちょっと遠出して見に行ってきました。

奥の院には両神社の本殿が並んで建っているそうですが、
この下の宮は両神社の共有となっているため、神社名が併記となっています。
岡太神社は越前和紙のみならず、全国の和紙業の総鎮守なんだそうです。
この社殿は天保14年(1843年)建立、重要文化財に指定されています。

大瀧神社・岡太神社

ご覧の通り屋根がかなり複雑というかやり過ぎ?というか、
破風が4層に重なり合ってにょきにょきと前方にせり出してるように見えます。
構造的には破風が4つではなくて、2つある社殿の手前の屋根が
奥の社殿に食い込んでいる形かと思いますが、いずれにしろ大瀧神社という名のとおり、
屋根がまるで瀧のようにダイナミックに流れ落ちてきているようです。

大瀧神社・岡太神社
真横から見るとこのような構造


大瀧神社・岡太神社

大瀧神社・岡太神社

大瀧神社・岡太神社
彫刻も相当見応えがあります

棟梁は大久保勘左衛門、永平寺の勅使門を作った人。
この力感にあふれ、複雑でありながら見事に形態もまとまった屋根を見てると、
棟梁のドヤ顔が浮かんでくるような気がしますね。顔は知りませんけど。


しばらく眺めていたら、先ほどから怪しかった曇り空からポツポツと雨が落ち出し、
次第に雨足が強くなってきて、しまいにはバケツをひっくり返したみたいな大雨に..。

しかしこれがまた逆に良かったというか、この強烈な屋根が土砂降りの雨に打たれ、
雨水が檜皮葺き?の屋根をじっとりと濡らして更には屋根を伝って瀧のように流れ落ちて、
それがこの力強い建築に更なる力を与えているようでした。

大瀧神社・岡太神社
大瀧神社・岡太神社
大瀧神社・岡太神社

背景の緑も水を得て生気が立ち上ってきたようで、
こんなときに昔の人は神様の存在を身近に感じたんではないだろうか?と。

大瀧神社・岡太神社
天から神が降臨してきそう

というわけで回廊の屋根の下で感心しながらしばらく眺めていたんですが、
この強い雨が一向に弱まる気配なし。
腹も減ったしもうそろそろ帰りたいんだけど、傘は車に置いてきたし、
仕方なく帰りは結構濡れながら駐車場まで走る羽目に。

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