THE BAWDIESのあとはまた買い食いしながらTSUGARU(津軽)ステージへ移動。

阿部芙蓉美と前野健太。実はこの2人は全然聴いたことがないんだけど、ジム・オルークが前野さんのアルバムをプロデュースしたということで、面白い音が聴けるかなと思って行ってみた。しかし今回は2人だけでしっとりとギター+歌、そういう音響的な要素はなしでした。

ライブはこの2人の微妙な距離感?が何ともいえない空気を醸し出してましたが、2人のファンならまた違った感想があるのかもしれないけど、すんません、このセッションはあまり印象に残ってない..。最後のF**k Me~という曲はやけに耳に残ってるけど。
でも阿部さんはかなり尖った才能のある人のような気がするんでアルバムで聴いてみたいし、前野さんもソープランダーズっていうバンド(すごいバンド名だなw)で聴いてみたいね。

アラバキ 荒吐
TSUGARU(津軽)ステージ

その次は今回一番心に残った、北のまほろばを行く-百年桜セッション-
HEATWAVEの2人、山口洋さんと"音楽界のクリオネ"細海魚さんをホストに、
出演順にタテタカコ高野寛畠山美由紀遠藤ミチロウ仲井戸麗市の5人のゲストとのセッション。

このステージは敬愛しているチャボさん目当てだったけど、皆さんほんとにいい歌を聴かせてくれてすばらしかった。タテさん、そして今日2度目の高野さんの歌にもじ〜んと来たし、ここだけの話だけど畠山さんの「その町の名前は」「わが美しき故郷」、その歌声を聴いていたら、なぜか理由もなく目頭が熱くなってきて涙が出そうになってしまった..。

ミチロウさんの「天国の扉」の強烈な歌世界にも圧倒されまくり。スターリンも含めてミチロウさんの音楽を熱心に聴いてきたわけじゃないんであまり偉そうなことは言えないけど、還暦を過ぎた今も、こうして世の中にナイフを突きつけるような表現活動を続けている遠藤ミチロウという人、ほんとスゴい。この前金沢のもっきりやに来てたの見に行けば良かったなあ。
その後チャボさんも加わった”新・相馬盆歌”、民謡をアレンジして原発事故に襲われた福島を唄う日本のダウンホームブルース、情念がこもったパワフルな演奏の連続。

その後はチャボさんコーナー、”My Way”で一気にチャボさんの詩の世界へ、そしてとても好きな"ガルシアの風"をやってくれた。チャボさんのライブはこれまで何度か足を運んでて、その度に何かこう、ずっしりと重たいものを毎回もらってくるような気分になるんだけど、今回もこの短い時間でライブの雰囲気をここまで'持っていく'力量には改めて感嘆。
チャボさんもミチロウさんと同い歳で今年64歳になるそうだけど、その佇まいが今もほんとにカッコいい。
「○○やってくれ~」という観客の声に「うるせータメ口きくなコラ、『やって下さい』だろ!!」と悪態をついて「泉谷みたいになっちゃった」とか、楽屋でミチロウさんと「『50は屁でもなかったけど60過ぎるといろいろあるよな~』と実にロックらしくない会話をした」とか、MCでもいつも通り笑いを取ってくれてた。

最後は全員で「満月の夕」、これまたじーんと来る..。
震災からまだ3年しか経っていない今、この歌をただ単に”いい歌”って言ってしまうだけでいいのかよくわからないとこもあるけど、でもほんといい歌だな〜。
ちょうど夕陽が沈んで暗くなっていく時間帯で、その雰囲気とも相まって心から来て良かったと思えるライブでした。日常に戻って何日か経った今でもじわじわ来てます。
次回へ続く)

アラバキ 荒吐
終演後のステージ前

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