金沢で所用の折、少し時間が空いたので「天使の分け前」を観にシネモンドへ。
映画はそんなにたくさん見る方でもないんで、ケン・ローチ監督の映画を見るのも「マイ・ネーム・イズ・ジョー」「麦の穂をゆらす風」に続いて3作目か、確か。
「麦の穂をゆらす風」は非常に重た~い映画だったし、「マイ・ネーム・イズ・ジョー」も結局あまり救いのない結末だったような記憶があるけど、この「天使の分け前」は最後にホッと暖かい気持ちになる、実にいい映画でした。あ、もちろん前に観た2作も非常にいい映画です。

ケンカ三昧の生活から足を洗うと誓った主人公、ウイスキーのテイスティングに目覚めるものの結局また犯罪に手を染めてしまうんですが、これが結果的に希望を感じるハッピーエンドへ、そして「天使の分け前」というタイトルの意味にもつながる、という痛快さ。主人公を立ち直らせるハリー役のジョン・ヘンショ-がすごくいい味を出してましたね。
監督も、上等のスコッチウイスキーを味わってるような映画にしたかったんじゃないでしょうか。ウイスキーは普段めったに飲まないけど、見終わったら何だかシングルモルトでも一杯やりたい気分になってきました。

ところでこの日は夕方6時半過ぎからの回を観たんですが、観客は私を入れて2人のみ。
かなり有名な監督の、しかも本国イギリスでは最大のヒット作ということなんだけど、あまりの客の少なさに愕然..。金沢の人はあんまり映画館に足を運ばないんでしょうか?
で、ふと思ったんだけど、こんな感じだったら観客ゼロっていう回もたまにあるんじゃないかと思って、シネモンド大丈夫かな?とちょっと心配になりました。
まあ私も人に言えるほど頻繁に映画館に通ってるわけではないですが、地方でこういう映画館は貴重だし、金沢からシネモンドがなくなったら寂しいだろうなあ。これからはもっと映画もチェックして、微力ながら度々足を運ぶことにしようかな、と思った次第です。

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