盛岡で以前から一度訪れてみたかった光原社へ。
光原社という社名は宮沢賢治が名付け、賢治の生前刊行された唯一の童話集
「注文の多い料理店」の出版元としても知られています。

現在は民藝品や家具を扱うお店となっていますが、本館の他にマヂエル館、カムパネルラ、
可否館、えげれす館..といった小さな建物に囲まれた中庭の雰囲気がとても良く、
民藝品を眺めたり可否館で美味しいコーヒーを飲んだりしながら
ゆったりと気持ちのいい午後を過ごすことができました。

商品では光原社オリジナルの秋田は角館の桜皮細工のコーヒー豆入れが素敵でした。
桜皮細工といえばやっぱり茶筒が思い浮かびますが、このコーヒー豆入れは
木地の蓋にロクロでネジが切ってあって、デザインもモダンです。
あとは光原社の漆工房製作の、卵殻を大胆に使った漆器も目を引きました。

光原社

光原社


光原社
赤れんが造りのマヂエル館。この中では宮沢賢治直筆の原稿や資料などが展示されていて、
賢治の童話を題材にした柚木沙弥郎さんの型絵染めも鑑賞することができます。
型絵染めの絵はほっこりとしていて美しく、記念にポストカードのセットを買ってきました。

光原社
中庭には宮沢賢治の記念碑も。
細長い石碑には「烏の北斗七星」の中から次の言葉が刻まれています。
「あゝ、マヂエル様、どうか憎むことのできない敵を殺さないでいゝやうに
早くこの世界がなりますやうに、そのためならば、わたくしのからだなどは、
何べん引き裂かれてもかまひません。」


光原社可否館
光原社可否館
可否館にて名物のくるみクッキーとコーヒー。カップは島根の出西窯ですね。
このアンティークのお皿はどこのでしょうか?

光原社
後ろは北上川。気持ちいい風が吹いてきます。

今回は時間がなく寄れませんでしたが、次に来る機会があったら
花巻の宮沢賢治記念館にも行ってみようと思います。

スポンサーサイト
| コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
光原社
光原社ですか、いいお店ですよね。
学校が近かったので学生の頃から坂を下って
ちょくちょくお店にお邪魔していました。
先々代でしょうか、賢治、棟方などのよき理解者だったようです。
Re: 光原社
そうですね、Kaz様の地元ですね。
賢治も民藝も好きなので光原社は以前から一度行ってみたかったのですが、
今回やっと訪れることができました。歴史を感じる、ほんとに落ち着くいいお店でした。

盛岡は姉の結婚式以来、25年ぶりぐらいでした。
あまり時間もなかったのですが、他に浄法寺塗のお店やかわとく壱番館キューブ店、
手作り村なども見学し、昼は駅前のぴょんぴょん舎で冷麺、泊りはつなぎ温泉でした。
また今度ゆっくり岩手を回ってみたいと思っています。

管理者のみに表示