フランスへ行く その9

2016/08/26 Fri 19:06

この日はまずはヴェルサイユ宮殿へ。
ヴェルサイユは直線距離でパリ中心部から南西へ約15kmほど。
サン・ラザール駅からフランス国鉄SNCFの普通列車、Transilienで行きました。
切符は自動券売機で買おうとしたけど結構ややこしくて、結局窓口で購入。
ところでフランスの国鉄には改札というものがなくて、
切符をホームにある刻印機に差し込んで自分で日付を刻印するシステムです。

列車で移動中に、”3人の子供を抱えてるけど仕事がなくて暮らしていけない...”
といったことが書かれたカードを乗客に配っていき、戻ってきて
カードを回収するときにお金をもらう、というやり方の物乞いが回っていました。
壮年の男の人でしたが、外国人の我々はあまり眼中になさそう。


普通列車で30~40分ほどでヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅へ着。

ヴェルサイユ
ヴェルサイユの街。
通り沿いに美味しそうなデリのお店などがちょこちょこあります。


15分ほど歩いてヴェルサイユ宮殿へ到着。やっぱここも広い〜。

ヴェルサイユ宮殿


ヴェルサイユ宮殿
観光バスがたくさん。観光地ではどこでもアフリカ系の人たちが
エッフェル塔の置物などの土産物をいっぱい持って、一生懸命セールスしてきます。
しかしこんな品物、と言ったら失礼だけど、1日いくつ売れるんだろうか..?

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

しばらく列に並んで入場し、順路に沿って1室ずつ見学していきました。
ここでは無料でオーディオガイドを借りられます。日本語もあり。
一部の部屋はよくあるような資料館的な感じになっていて、
ビデオやCGで宮殿や王家の歴史などを紹介する部屋もあります。

というわけで宮殿内をくまなく見て回りましたが、
大体想像していた通りとはいうものの、何もかもがこれでもかというくらいの豪華絢爛、
コテコテの装飾の連続で、見てるうちにだんだんお腹いっぱいに..。

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

王家の人々の華やかな暮らしを想像してみようとしたけど、貧民にはなかなか難しい。w
革命が起きるのも無理ないか、と思ってみたり。

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿
天井画はどこも見事でした。縁の部分はだまし絵風になってます。

ヴェルサイユ宮殿
ここが有名な「鏡の間」


ヴェルサイユ宮殿は建物もいいけど庭園が素晴らしい、という話だったんで、
宮殿を見学した後は背後の広大な庭園に向かいましたが、残念ながらこの日は雨模様。
プチトランという庭園内を巡回する小さなバスにも乗ってみましたが、
雨が結構ひどくなってきたんで、庭園の方はあきらめて早めに帰途につきました。
連日の疲れもだいぶたまってきてたし。

なので建物近くから撮った庭園のスナップを2枚ほど。
天気が良ければな〜。残念。

ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿




ヴェルサイユ
帰り道、宮殿正面から伸びるパリ通り。美しい並木道です。

ヴェルサイユ
こちらはヴェルサイユ市庁舎

ヴェルサイユ・シャンティエ駅
ヴェルサイユ・シャンティエ駅前で1枚。
帰りはこの駅から普通列車でパリのモンパルナス駅へ向かいました。
ヴェルサイユに来る人たちはやっぱ団体バスが多いのかな?
この駅では観光客っぽい人はほとんど見かけず、
どんよりした天気のせいもあるんだろうけど、
華やかなヴェルサイユ宮殿とはだいぶ雰囲気が違う郊外の日常といった感じ。

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フランスへ行く その8

2016/08/17 Wed 19:04

パリ セーヌ河畔
左岸の路上の古本屋さん


ということでセーヌ川を渡りいよいよルーブル美術館へ。
ところでパリに来る前はもっと狭くて密集した感じの街を想像してたんですが、
実際来てみるとどこも割と広々としてて空も大きくて、土地の使い方が贅沢です。
とりわけこのルーブル周辺は宮殿も壮大だし、空間のスケールが大きくて気持ちいいですね。

ルーブル美術館

ルーブル美術館

旅行前にちょっと予習した「ルーブルはやまわり」という本によると、
右岸・北側のリヴォリ通りから入るのがオススメということでしたが、
今回は都合により左岸から歩いて行ったんで普通に正面から入ることになりました。
やっぱり混んでたけど、ミュージアムパスを持ってたんで割とスムーズに入場できました。
パリ観光にはやっぱりミュージアムパスは必須ですね。

入場後、さあどうしようか?というわけで、
とりあえずはやっぱ「モナ・リザ」を見とかないと何だか落ち着かんね、ということで、
思ってたよりも少し小さかった「サモトラケのニケ」でしばし立ち止まりつつも、
人の流れに乗ってまずは「モナ・リザ」の部屋へ。

まあ〜聞いていた通り押すな押すなの大混雑で、みんな順番に最前列に行って
「モナ・リザ」と一緒に自撮りするのが目的のようです。w
団体客とぶつかってしまう時間帯も悪かったんですが、
何にしろとても絵を鑑賞するような雰囲気ではありません。
「モナ・リザ」はチラ見して早々に退散しました。
まあ最前列まで行ったところでちょっと距離もあるしガラス越しで良く見えないし、
世界一有名な絵画を多くの人がこんな風にしか見られないというのは、
仕方ないけどやっぱり残念な状況というしかないですね。


ちなみに美術館自体の建築も結構見応えがあるんで、ちょっとスナップ。

ルーブル美術館

ルーブル美術館
天井の彫刻。この下の喧騒を呆れて眺めているように見えました。


ルーブル美術館は何しろ巨大なんで1日で全部見るのは到底無理だし、
案内図を見ながらあとはぶらぶらとのんびり回ってきました。
「モナ・リザ」以外はしっかり近くまで寄って鑑賞できます。
美術の教科書に必ず載ってるような超有名絵画の数々を、
こんな至近距離で好きなだけガン見できるのは、やはり大きな幸せ。
エジプト美術の部屋も非常に良かったです。
ルーブルも写真はOKでしたが、絵を撮ってもしょうがないな〜、と思い
ほとんど撮りませんでした。


ルーブル美術館

ルーブル美術館
何しろ広いんで何度も一息入れて外を眺めつつ..。


ルーブル美術館
あまり見ることがないかも..と、ミロのヴィーナスの後ろ姿を。
ところでこのミロのヴィーナス、実際こうして初めて目の前でじっくり見て、
確かにこれは非の打ちどころのない、完璧な美しさを持ってるな〜と感心しました。
やっぱり腕がないのがこれだけ人を惹きつける理由の一つなんだろうか?


絵の写真はほとんど撮らなかったんですが、
さすがに感激しすぎてちょっと撮ってしまった何点か..。

ルーブル美術館
ダ・ヴィンチの「聖アンナと聖母子」
こんな絵を目の前で見られるとは夢のよう。本当に来て良かったと思えた瞬間。

ルーブル美術館
ルーブル美術館
ボッティチェッリのフレスコ画。これもほんとに美しかった。
「ニケ」のすぐ後の通路みたいな展示室の壁に何気なく埋め込んであったんで、
立ち止まる人が少なかったけど、こんな絵を見逃すなんてもったいなさすぎ。
これはいつかイタリアにも行かなきゃだな〜...などとまた夢を見る。


ということで歩き疲れすぎて二人とも最後の方はもうヘロヘロ、
絵を見るのもほんとに体力が要ると痛感しました。ていうか、やっぱルーブルでかすぎ。w
出口もよくわからずエレベーターで変なところに出たりして、やっと帰途につきました。

ルーブル美術館
外に出ると9時半頃の夕日を浴びてルーブルが輝いてます。
こんな時間なのにこんなに明るいんで、調子狂って余計疲れるんだよね〜。

ルーブル美術館
名残惜しいんで、振り返って正面からしつこくもう1枚


カルーセル凱旋門
帰り道、遠くにエッフェル塔を望みつつ、これはカルーゼル凱旋門。

カルーセル凱旋門
カルーゼル凱旋門はナポレオンが最初に建てた凱旋門で、
有名なエトワール凱旋門に比べるとだいぶ小振りですが、古美た彩色が綺麗です。
凱旋門という割には随分優しい印象ですね。


チュイルリー公園
チュイルリー公園の池の前でまた一休み。いや今日はほんとに疲れた。

コンコルド広場
10時頃、コンコルド広場にようやく夕闇が落ちてきました。

エスカルゴ
fish
この日の夕食はホテル近くのTriadou Haussmannにて。
やっぱ本場で一度食ってみよう、ということで前菜はエスカルゴ。
メインは魚のムニエル、食べかけですいません。
おそらくエイのヒレの類、軟骨コリコリで美味しかったです。
黒縁メガネの愛想のいいウェイターさんがいて、
「アリガト、ショコラ!」と何度も言ってきました。何でショコラ?

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フランスへ行く その7

2016/08/11 Thu 19:12

この日はまずクリュニー中世美術館へ。
ここは「貴婦人と一角獣」のタペストリーで有名なところです。
中世美術のコレクションが素晴らしく、見応えのある非常にいい美術館でした。

クリュニー美術館
建物は14~15世紀に修道僧のための館として建てられたものだそう。

クリュニー美術館
美術館のある敷地はもともとローマ帝国の浴場跡。
3世紀ごろの遺構ということで相当古いです。遺跡の一部も展示室として使われています。


クリュニー美術館
エントランス前の壁。左側には帆立貝のレリーフが貼られてます。
モンサンミッシェルに行ったときガイドさんに聞いたのですが、
帆立貝は巡礼者のシンボルなんだそうです。


展示品の中から気になった作品をいくつかスナップ。

ところで今回行ったパリの美術館はどこも写真OKでした。(フラッシュはNG)
日本では大体美術館の中は撮影禁止が常識ですが、
OKって言われると逆に何で禁止されてるのかよくわからなくなってくるね。

クリュニー美術館

クリュニー美術館

クリュニー美術館

クリュニー美術館

木造の磔刑像が2組。素朴な技術、表現が逆に深い深い信仰心を感じさせる。
何だか木喰の仏像を連想してみたり。



クリュニー美術館


クリュニー美術館
「貴婦人と一角獣」の部屋。至近距離でじっくり鑑賞できました。
細部の小さな動物たちの可愛らしさが印象に残ってます。

この日は小学校の子供達のグループも何組か鑑賞に訪れてました。課外学習かな?
みんな行儀よく床に腰を下ろして、引率の女の先生が一生懸命説明するのを
一生懸命聞いてます。


クリュニー美術館

クリュニー美術館
妙に気を引かれる小さな作品がいくつも

クリュニー美術館
今回の旅では後から行ったルーブルも含めて、ピエタに印象に残る作品が多かったです。
この像の少女のようなマリア様の悲しげな表情に打たれました。

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クリュニー美術館の後はサン・ジェルマン・デ・プレ教会へ。
ここはパリに残る最古の教会で、ロマネスク様式の代表的な建築です。
このときは後ろの方が工事中で、半分くらいしか見られず。残念。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

前日訪れたノートルダム聖堂に比べるとだいぶこぢんまりとしています。
しかしノートルダムの壮大さもいいけど、このサン・ジェルマン・デ・プレ教会は、
古色の醸し出すこの空気感がとても暖かく柔らかく、非常に心が落ち着く空間でした。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

観光客で溢れていたノートルダムとは対照的に、この日はあまり人もいません。
工事中だったからなのかな?
いつかまた壁画や彫刻なんかもじっくり見てみたい場所です。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・ジェルマン・デ・プレ教会


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フランスへ行く その6

2016/08/06 Sat 10:39

ノートルダム大聖堂を後にして、左岸のサン・ジェルマン・デ・プレと、
また川を渡って右岸のポンビドゥー・センター付近をぶらぶらと散策。
特に目当てがあったわけではなく、パリの街の雰囲気を感じながら
ちょいちょい面白そうな文具店や雑貨屋を覗いてみたり。

Saint-Severin
サン・セヴラン教会

IMG_6886.jpg
街角の海産物屋さん、夏の生牡蠣。
牡蠣は好きだしフランスといえば牡蠣も名物なんですが、
一応今回の旅行中は生ものは控えました。

IMG_6890.jpg
ポンビドゥー・センター横のストラヴィンスキー広場。
池の中にニキ・ド・サンファールとジャン・ティンゲリーの彫刻があります。

Pompidou
ポンビドゥー・センター。言わずと知れたパリの見どころの一つなんですが、
初パリの身としては古い歴史的建造物の方にどうしても惹かれてしまい、
今回はこのような現代建築にはあまり興味をそそられませんでした。

IMG_0764.jpg
ポンビドゥー付近の街角で1枚。このカットの絵葉書も見かけました。

IMG_0765.jpg
パリ市庁舎。
ここからメトロに乗って、この後は凱旋門、シャンゼリゼへ行ってみる。


というわけで、凱旋門にやって来ました。
一度どこか高いところからパリの街を眺めてみたかったんですが、
ノートルダム大聖堂の塔に登れなかったんで..。
案の定ここも観光客でごった返してましたけど。
凱旋門に向かう地下道で、ニコニコしながら日本語で声をかけてきた子供がいて、
とても可愛らしかったです。

Arc de triomphe de l'Étoile

凱旋門へ入場するのにもミュージアムパスが使えます。
内部の狭い螺旋階段で登るんですが、これがまたキツかった。
後ろからどんどん人が来るし、所々にある狭い休憩所には大体誰かいるし、
結局上まで休まず登り切り、肩で息して心臓もバクバク..。

やっと屋上のテラスに着きました。苦労して登った甲斐あって爽快。

Arc de triomphe de l'Étoile
シャンゼリゼ通り。その向こうにコンコルド広場、ルーブル美術館があります

Arc de triomphe de l'Étoile
上の写真のアップ、コンコルド広場の観覧車の向こうがルーブル美術館。

Arc de triomphe de l'Étoile
エッフェル塔と、左の高いビルはモンパルナス・タワー。

Arc de triomphe de l'Étoile
シャンゼリゼとちょうど反対側、パリの新都心?、ラ・デファンス地区。
正面のグランダルシュ(新凱旋門)など、現代的な高層建築が立ち並んでます。

Arc de triomphe de l'Étoile
螺旋階段はこんな感じ。これは帰りの下り専用なんで空いてます。

Arc de triomphe de l'Étoile

Arc de triomphe de l'Étoile
凱旋門壁面の彫刻。

凱旋門では毎日夕方に戦没者追悼のセレモニーが行われています。
降りてきたら、退役軍人と思わしき老人たちが大勢集まって、
セレモニーまでの時間を談笑しながら過ごしていました。

この後はシャンゼリゼ通りをぶらぶら歩いて帰途に。
ブランドショップにはあまり用がないですが、友達がお兄さんから頼まれたという
サッカーのパリ・サンジェルマンの公式ショップに寄ってグッズをゲット。
そういえばトヨタのショップもあって、真っ赤な2000GTが展示されてました。

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