飛行機雲を眺めていると

2012/11/30 Fri 00:05

飛行機雲

どこか遠い国へ旅に出たくなるのだ。

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9月からインヴィクタス/ホット・ワックスのリイシューが始まってます。
60年代のMotownをずっと愛聴してきた私としては、
ホランド - ドジャー - ホランドが立ち上げたこのレーベルはどうしても外せないところ。
Motownといってもいろいろな時代がありますが、黄金期のポップでドリーミーなヒット曲を連発していた60's半ば過ぎくらいまでがやっぱり最高ですね。
例えばTemptationsでいったら”Cloud Nine”みたいなファンク路線を始める前の、
鉄板の"My Girl"や"Since I Lost My Baby"とか、あの辺の感じ..。
Martha & The VandellasやMarvelettes、
Marvin Gaye & Tammi Terrellのデュエットなど、ほんとによく聴いてました。

そんなわけでその頃の音をそのまま70年代にバージョンアップしたような
このInvictus/Hot Waxの音もど真ん中ストライクという感じで、
一時期お得なコンプリート盤などをまとめて聴いてかなりハマっておりました。

実は昔から結構ガールグループ好きwでもありまして、
このレーベルでも一番気に入ってたのはHoney Coneでしょうか。
エドナ・ライトの胸キュン系シャウト?がたまらない”Don't Count Your Chickens”とか、
"Girls It Ain't Easy"、"One Monkey Don't Stop The Show"あたり、好きでしたねえ。
何かこう、非常にキュートで溌剌としてるんだけど、どことなく切ない雰囲気も漂ってて。
Motownが一番幸福だった頃のエッセンスを凝縮したような感じ?
とでも言えばいいんでしょうか。
ところでエドナさんてダーレン・ラブの妹なんですね。迂闊ながら最近初めて知りました。

honey cone
"Soulful Sugar" Honey Cone 45曲入りの便利なコンプリート盤(2002年)

あとはやっぱりLaura Leeの3枚。
彼女は60'sのChess時代のマスル・ショールズでのサザンソウルが
何と言ってもグレイトですが、このノーザンでもほんとにいい歌がたくさんあります。
やっぱ実力のある人は何をやってもスゴい、ということなんでしょうね。

男子では8th Dayの1st、これはほんと名盤ですね。
メルヴィン・デイヴィスは実にディープでいいシンガーです。
捨て曲なしで最後まで一気に聴かせてくれます。歌手は違うみたいですが、
”La-De-Dah”みたいなサム・クックが乗り移ったような曲もありますね。
ただこのアルバム、ジャケットの絵は何とも言えませんが..。

8th day
"8th Day" 8th Day

ちなみにこのレーベルの看板アーティストのChairmen Of The Boardは、
ちょっとゴリゴリしすぎてる感じがして実はそれほど聞き込んでないです..。
曲はすごくカッコいいんだけど。でもこれを機にもう一回じっくり聴き直してみようかなと。
あとはBarrino Brothersや100 Proof Aged In Soulも忘れ難いですね。

というわけで有名どころの音源は大体聴いてるんで今回のリイシューで買い直すこともないとは思うんですが、リマスターもされてるみたいだし、何か気になるといえば気になる。
全然聴いたことのない人たちも何組かいるんで、ちょっとチェックしてみようかと思っている今日この頃です。

freda payne
"Unhooked Generation" Freda Payne この人も忘れちゃいけません。
ていうか一番有名な人か。これも38曲入りのコンプリート。(2001年)

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シンメトリー

2012/11/13 Tue 20:21

シンメトリー猫

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"Ever Is Over All" Pipilotti RIST

2012/11/07 Wed 21:17

金沢21世紀美術館、「ソンエリュミエール、そして叡智」という展覧会へ。
(2013年3月17日まで)
非常に多彩な作品が並んでいて心惹かれるものがいくつかありましたが、
実は一番気に入ってしまったのが無料ゾーンの長期インスタレーションルームで
公開されていたピピロッティ・リストの映像作品、"Ever Is Over All"でした。

壁2面に折れ曲がるように映写され、ほんわかしたお気楽なBGMが流れる中、
画面の右半分は花や緑の野原が無重力のようにぐるぐる回転し、
左半分は大きな花のつぼみを持った美しい女性が微笑みながら路地を歩き、
そのつぼみで次々と駐車中の車の窓ガラスを叩き割っていくという作品。
パンフの説明にも「…はかなくも力強く、過激ながらも親近感のある世界には、
混沌の現代を軽やかに生き抜く人間の美しさが表現されている」とありますが、
これが非常に爽快で思わず何ループも観てしまいました。
後ろから歩いてきた警察官も、女性を咎めるでもなく笑顔で敬礼していったりして。
安っぽいミュージックビデオと紙一重のような雰囲気もあるのですが、
ラディカルながらユーモアに満ちた展開が、
確かに力強くしなやかに生きていけそうな気持ちにさせてくれます。

あとで調べてみたらこの作品は1997年の制作ということで、結構古いんですね。
ピピロッティ・リストさんの他の作品もちょっと見てみたら、
結構グロテスクであえて不快感を煽るような作品もありますが、
この"Ever Is Over All"はなかなか美しいです。この女の人も美人だし。w
でもこんな人を街に野放しにしてたら非常にキケンですね。

※Youtubeに"Ever Is Over All"がいくつかUPされています。(→)
(このビデオでは映像は40秒過ぎから始まります)


あとこの展覧会で強く印象に残ったのが、奈良美智さんの"Fountain Of Life"
奈良さん独特の可愛らしいキャラクターの顔が積み重なり、
その目からとめどなく溢れ続ける涙。
一番下の子たちは、もう深い涙の海に半分沈んでしまってます。
これほど切なく、悲しみに満ちた作品は最近観たことがないかも。
この作品は2001年の制作ですが、今見るとどうしても3.11を連想してしまいます。

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煮込み定食はモツですよ

2012/11/02 Fri 20:30

学生時代にちょくちょく通っていた定食屋さんに、
「煮込み定食」というメニューがありました。
豚のモツと豆腐の煮込みに刻んだネギが振りかけてあって、
値段も安くて美味しかったのでよく注文してました。

ところがその店のおばちゃんは、「煮込み定食」と注文すると
必ずくわっとこっちを見て、「モツですよ!?」と確認するのです。
おそらく、メニューに「煮込み定食」としか書いてないので、
モツの嫌いな人が知らずに注文して
「ゲッ、モツかよ~」みたいなことがあったんでしょうね。たぶん。
もともとあまり愛想のないおばちゃんだったので、
笑顔もなく「モツですよ!?」とか言われると、
何だか「あんたほんとにそんなもん食うの?」って言われてるみたいでした。

そんで、私は度々その店に通って「煮込み定食」も何度も注文しているにもかかわらず、
結局卒業してその街を離れるまでずっと、
私「煮込み定食!」→おばちゃん「モツですよ!?」のやり取りが繰り返されたのでした。
まあ常連というほどでもなかったけど、
いい加減こっちの顔ぐらいは覚えてくれてもよさそうなものだったんですが。

その後、卒業して5年ぐらい経った頃再びその町に滞在する機会があり、
せっかくなので久しぶりにそのお店に行ってみました。
メニューも前と同じでしっかり「煮込み定食」もあります。
ここは当然「煮込み定食!」
するとおばちゃんは5年前までと全く同じように、
くわっとこっちを見据えて言ってくれました。「モツですよ!?」
あー、何も変わっていない...。
その瞬間、何とも言えない懐かしさと、
わけのわからない嬉しさがこみ上げてきて妙に感激してしまいました。

それにしても、そこまで毎回毎回「モツですよ!?」と確認するくらいなら、
初めからメニューを「モツ煮込み定食」にしとけばいいんじゃないか?
とつくづく思ってたわけなんですが、
今思うとあのおばちゃんにしたら「モツですよ!?」と
お客さんに確認するのが実は楽しみだったんかな~、とか。
今もその町に住む友達の話では、そのお店も10年くらい前に閉店したそうですが、
結局最後まであのおばちゃんは「モツですよ!?」と言い続けたんかなあ..。

と、全くどうでもいいことをふと思い出した秋の晩でした。

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