Don't Count Me Out

"ドント・カウント・ミー・アウト~ザ・フェイム・レコーディングス VOL.1"
by ジョージ・ジャクソン


ジョージ・ジャクソンのFAME録音集です。
全24曲入りで1曲を除いて全て未発表、内容の方ももちろん
何で今まで日の目を見なかったのか? というくらい充実。
キャンデイ・ステイトンの記事のときもちょっと触れましたが、
この人の書く曲の良さは今さら言うまでもありません。
キャンディやクラレンス・カーター、ウィルソン・ピケットの歌で
親しんできた曲の本人バージョンも初めて聴くことができました。
上記の人たちのようなディープで声量たっぷりのこれぞサザンソウル、
といった感じの濃いボーカルスタイルではないのですが、
人当たりの良さそうな彼の風貌そのままの柔らかいタッチの歌も耳に心地よいです。
日本盤は鈴木啓志さんの詳細な解説が入っていて、
ピケットのアルバム”Hey Jude”のバックバンドのクレジットの間違い、
あるいはアトランティックの意図的な嘘か?と、
今回は少々怒り気味ですが、勉強になります。
このアルバムはVol.1ということで、じゃあVol.2も出るのか、楽しみ、
と思っていたら、何とVol.3まで出る予定とのこと。
続編も気長に待ってます。

スポンサーサイト
音楽 | コメント(0) | トラックバック(0)
先日またまたUさんに見せてもらったもの。

神戸雪汀

これは神戸雪汀(かんべせってい)という
加賀蒔絵の流れを汲む作家の作品です。
明治の輸出工芸ぽい雰囲気+ちょっと時代が降りて
大正モダンになった?とでもいった感じの、
あまり他では見たことのない独特な感覚の作風で、一目でとても気に入りました。
朱の不思議な連続模様が異彩を放っています。
Uさんの話では、神戸雪汀についてはあまり情報がなくよくわからないそうですが、
吹田市の仙洞御料屋敷、西尾邸の執事をしていたこともある人だそうです。
仕事場にある図録をちょっと探してみたら、喰籠を1点だけ発見。
これまた図案というよりは絵画風の、ちょっと変わった作品でした。面白いです。


京都駒井

もう一つこれは金工象嵌で有名な京都「駒井」の煙草入れ。
明治期の駒井音次郎は、日本を代表する屈指の名工として
海外でも評価の高い人だったそうです。
この工房は昭和16年まで制作していたとのことですが、
この煙草入れはいつ頃のものなんだろう?
金工にはあまり詳しくないのですが、布目象嵌という手法だそうです。
精緻で隙のない確かな技が感じられて、ずっと眺めていても飽きないです。

工芸・アート・デザイン | コメント(4) | トラックバック(0)
オリオン座がよく見える季節です。
ここ北陸では冬は天気が悪くてたまにしか見られませんが。
オリオン座といえば、しばらく前からベテルギウスが
もうすぐ超新星爆発を起こすかもしれないという話がありますね。
まあもうすぐといっても宇宙スケールの話ですから、
それは明日かもしれないし、数万年後かもしれないという
随分幅のあるもうすぐ、ではありますが。

ベテルギウスは直径が太陽の1000倍と巨大で、
地球からの距離が640光年ということで比較的近く、
これだけの近い距離で超新星爆発が起きるとすれば
人類が有史以来経験したことのない出来事になるとのことです。

Betelgeuse

ところでNASAが発表したこの画像、初めて見たときに
ベテルギウスってこんな風にちゃんと丸く見えるんか!?
最近の望遠鏡ってすごいんだなあ..
と結構驚いたのですが、どうもこの画像はそういうことではないようですね。
何でもベテルギウスはきれいな球体ではなく、
大きなこぶがついたように一部が膨らんだ形をしてるみたいです。

超新星爆発のとき、星の自転軸から約2度の範囲内に
強烈なガンマ線が放射され、もし地球がその直撃を受けると
環境や生物に重大な影響を与えるという話もあります。
詳細な観測の結果、幸いにしてベテルギウスの自転軸は
地球に対して約20度傾いているとのことで、心配はなさそう。良かった。
何しろ世紀の天体ショーになるのは間違いないと思うので、
これは是非とも生きているうちに見てみたいものです。
どうせ爆発するのなら、できれば4月から8月くらいは避けて、
オリオン座がちゃんと見える季節にお願いしたいですね。

というわけでベテルギウス超新星爆発の想像図を作ってみました。
おそらく同じことをした人は世の中たくさんいるだろうなあ、と
若干脱力しつつも、しばらく前にGimpをダウンロードしたのでその試用も兼ねて。

Betelgeuse
こんな感じ? 満月より明るくなるみたいだし。

Betelgeuse
んで、いずれこうなる。

こうなってしまうと何だかちょっと寂しいような、もったいないような気も。
牡牛に振り上げる棍棒を持つ右腕が無くなってしまい、
この先どうやってオリオンは戦うのか?
何だか子牛が右側の牡牛になついてるようにも見えるし。

世の中 | コメント(0) | トラックバック(0)

"ASHES & FIRE" RYAN ADAMS

2012/01/13 Fri 21:04

ASHES & FIRE

昨年出たライアン・アダムスの最新作「Ashes & Fire」
最近ヘビーローテーションでよく聴いてます。
今回のアルバムは全曲ミディアム~スローの静かな曲ばかりですが、
切なさを感じさせる自然体のボーカルと、
抑え気味ながらもツボを押さえたバックの演奏、
リリシズム溢れる美しいメロディラインが胸を打つ、
本当にいいアルバムに仕上がってます。
歌詞も結構ストレートで内省的なラブソングが多いんですが、
きっとかなりの寂しがり屋なんでしょうね、この人は。

元々のオルタナカントリーからSSW系、
ハードロックまで気まぐれに何でもやってきたライアンですが、
どんなスタイルでやってもほんとにフックの効いた印象的な曲が多くて、
Whiskeytownも含めてどのアルバムも結構気に入ってます。
(ヘビメタの「Orion」は個人的にはちと辛かったけど。)
性格的にはまあ結構ややこしい人らしいですが、
天才と呼ばれるだけのことはある、本当に才能のある人ですね。
次は一体どんなアルバムを出してくるんでしょうか?

この「Ashes & Fire」はかなり地味な部類に入ると思うけど、
この先もずっと愛聴盤になりそう。
非常にいい曲がたくさん入ってますが、とりあえずわたし的には
今のところ「Kindness」が珠玉の名曲。

音楽 | コメント(0) | トラックバック(0)

永平寺へ初詣に行く

2012/01/06 Fri 20:19

2012年の初詣は思い切ってちょっと遠出して、福井の永平寺へ。
実は北陸にもう20年以上住んでいるんですが、
恥ずかしながら永平寺は今まで訪れたことがなかったのでした。
道元という人には結構惹かれるものがあるし、実家も曹洞宗だし、
仕事でも長年曹洞宗のお寺に深いご縁をいただいているので、
もっと早くに行くべきでした。
などという思いを抱えつつ、北陸道を飛ばして
正月2日の時々雪の舞う冬型の天気の中、やっと行ってきました。

大体過去に訪れたお寺の多くは、境内を適当に歩いて
いくつかある建物を眺めながら順番に巡る、という感じでしたが、
永平寺の場合ほとんどの建築が回廊でつながっていて、
参拝者は手前の大きな建物から入り、靴を持って
あとはずっと建物の中を順路に沿って巡るというシステムでした。
確かに山間の斜面に割と隙間なく建物が建てられていてるので、
外を散策するような造りの境内ではないですね。
修行の場らしい厳しさを感じさせる造りといえるのかもしれません。

永平寺2

京都や奈良のお寺のように特別古い建築が残っているわけではないのですが、
さすがに規模が大きくて風格のある伽藍です。
大きな杉の木が林立する雪景色を眺めていると、
道元禅師が新たな思想を胸にこの地を開いた、
はるか時の彼方の鎌倉時代へしばし思いを馳せてしまいます。

永平寺1

永平寺は修行の厳しさで知られていますが、
さすがに雲水さんは皆さん引き締まった表情をされていますね。
ところでメガネをかけている雲水さん、
みんな揃って太い黒縁のメガネだったんだけど、
これは何か決まりでもあるのかな?

永平寺3

この日は初詣ということで参拝客がとても多く、
流れに押されてあまりゆっくり見学もできませんでした。
法要に参列でもしたらまた印象も違っただろうけど、
今回は時間もなく駆け足で参拝、
禅寺の雰囲気をちょっと味わえたかな、という程度でお寺を後にしました。
もっといろいろ見てみたいところもあるので、
今度あまり人の多くない時期に改めて来てみようと思います。

永平寺4


能登・北陸 | コメント(0) | トラックバック(0)

新年おめでとうございます

2012/01/01 Sun 00:00

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
親が健在だった頃はお正月はいつも里帰りしていたのですが、
近年はここ能登の自宅でのんびり過ごしております。
今年は何とかいい年にしていきたいものですね。
皆様にとっても2012年が良い年になりますように..。

日の出


日日 | コメント(2) | トラックバック(0)
 | HOME |