エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド金沢公演へ行ってきました。
(11月28日・いしかわ総合スポーツセンター メインアリーナ)
その3日前に羽咋へスカパラのライブを観に行ってきたばかりですが、
まとまるときにはまとまるもので..。

ロックのヴォーカリストで誰の "声" が一番スゴイか? て言うか、まあ好きか?
みたいなことを考えてみると、まず真っ先に思い浮かぶのが
私の場合このスティーヴ・ウィンウッド。(と、リック・ダンコかな。)
若いとき、初めて聴いたスペンサー・デイヴィス・グループの
”Gimme Some Lovin' ”のあまりのカッコよさに痺れたのを覚えています。
というわけでお目当てはやっぱりスティーヴ・ウィンウッド。
何というか、ウィンウッドはその佇まいが非常に凛々しいというか、
キリっとした男っぽさがあって好きなんです。

席はスタンドの結構後ろの方でいまいち。
もっと早くチケット買えば良かった、と後悔してももう遅い。
客層はさすがに年配の方も結構多かったですね。まあ自分もいい歳ですが。
中には和服を着た上品なご婦人の姿も..。さすが加賀百万石金沢です。

コンサートはBlind Faithの"Had To Cry Today"でスタート、
4曲目で早くも”Presence Of The Lord”が登場。やっぱりいい曲です。
MCはエリックの”Thank you!” 以外はほとんどなしで、
Blind FaithやTrafficの曲、エリックが歌うBluesのカバーなどを次々と演奏、
重厚、骨太のブリティッシュ・ロックをじっくり聴かせてくれました。いいっす。
後半は"Georgia On My Mind"でちょっと雰囲気を変え、
その後2人並んで腰を下ろしてアコギのセット、
ラストはジミヘンの"Voodoo Chile"、この壮絶な演奏には鳥肌。すごかったです。
アンコールは"Dear Mr.Fantasy"、このリフレインをずっと聴いていたい..。
そして最後は”Cocaine”!の叫びで終了。
ずっしりとした時の重みすら感じる、すばらしいライブでした。

エリックのギターはもはや神の領域に達している?なんて話もありますが、
(確かにアコギでのBluesのソロはやっぱりさすがですね。)
生で聴いたスティーヴの声は今も変わらずとても魅力的で、
ギターもエリックと一緒にガンガン弾いていたし、オルガンも破壊力抜群でした。

個人的には”Gimme Some Lovin'”も聴けたしうれしかったですね。
原曲の騒がしく跳ね回るようなグルーヴではなかったですが、
これもこれで良し、という感じでしょうか。
あとは"While You See A Chance"も。これもほんといい曲ですね。
残念だったのは期待していた"Little Wing"をやってくれなかったことかなあ。

それにしても、地元の金沢でこんなすごいメンツのライブが観られたなんて
よく考えたらスゴイな、何て幸せなことなんだろう...と、
ライブの余韻をじっくりと噛み締めつつ、能登への帰途につきました。ありがとう。


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スカパラ in 羽咋

2011/11/26 Sat 11:09

いやー最高でした!!
東京スカパラダイスオーケストラ、コスモアイル羽咋でのライブ。(11月25日)
スカパラを生で観るのはもう20年くらい前、金沢の中央公園で無料ライブを見て以来です。
そのときもメチャ良かったですが、今回は年季が入ってそれ以上の最高のライブでした。
開演のブザーが鳴った瞬間から全員総立ち、
割と狭いホールなので一体感も出て、異様な盛り上がりでした。
超速スカの爆音を全身に浴びる快感、もうたまらんです。
年甲斐もなく思わず腰が動いて全身汗だく、あっという間の2時間ちょっとでした。

アンサンブルはもちろんばっちりでアレンジも緩急自在、
MCも川上氏の初級スカ講座などを織り交ぜ、
会場が初の羽咋ということでUFOネタ中心で笑わせてもらいました。
それにしてもメンバー全員ほんとに役者ぞろいですな~。
(ところでトロンボーンの北原氏は以前から渋くてカッコイイなー、
と思ってたんですが、あんなキャラの人だったとは..。声も甲高いし..。)

今回は"ディスカバー・ジャパン・ツアー"ということで、
今まで行ったことのない町をメインに回っているそうですが、
またこの近くに来てライブやってほしいですね。また見に行きます!

スカパラin羽咋

特に意味はないですが...
コスモアイル羽咋の前に立っているロケットです
コスモアイル羽咋


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秋の色いろいろ

2011/11/19 Sat 23:59

朝晩冷え込んできましたね。
これからここ北陸ではどんよりした鉛色の空の日が多くなります。
雨やみぞれがびちょびちょ降って、日が短くて夕方はすぐ暗くなるし、
朝起きても部屋の照明が要るくらいどよーんと暗くて、気の滅入る季節です。
まあその分カニやらエビやらブリやら海の幸が楽しみな時期ではありますが。
野山もきれいに色づいてきたのでちょっとUP。

秋の色1

秋の色5

秋の色2

秋の色3

秋の色4

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藤原新也 「書行無常」

2011/11/13 Sun 15:30

書行無常

二十歳頃から藤原さんのファンでずっと愛読してきましたが、
この本は代表作の一つになりそうです。
近年は足下の何気ない日常や、自身の故郷、ルーツに眼差しを向けた
どちらかというと静かな雰囲気の作品が多かったのですが、
今回はかつてのFOCUSでの連載を思い起こさせる、
過激かつ攻撃的なパフォーマンスアートもぶちかまし、
社会に対する鋭い批評性が前面に出ています。
とにかく67歳にしてのこの発想力、行動力は本当にすごいです。

藤原さんはずっと「メメント・モリ」や「東京漂流」などで見られるように、
写真の上に言葉を重ねるという表現手法をとっていましたが、
前作の「死ぬな生きろ」ではその言葉が活字から藤原さん自身の書になり、
それによって文字が人格を得たかのようにして写真と対置されていました。
今回は更にその書が写真の中に被写体として入り込み、
切り取られた風景の中に独特の存在感を持って存在しています。
藤原さんがそれぞれの現場に赴き、その場で閃いて書きつけられた言葉は、
時にはユーモアにあふれ、時には祈りを込めたモノローグのように、
時には激しい怒りを叩き付けているようです。
中でも富士青木ヶ原樹海、108本の「死ぬな生きろ」の画像は圧巻です。
写真を見た瞬間、思わず鳥肌が立ってしまいました。

この本は、(震災前の)日本、中国、インド、そして震災という
4つの部分で構成されていますが、
まずは自分も昔バックパックを背負って歩いたインド篇が印象的でした。
文中「40年ぶりのインド回帰」との言葉がありましたが、
40年前というと1970年頃ですから...えっ?
処女作の「印度放浪」の頃から40年ぶり?なんでしょうか?
だとしたら藤原さん自身もとても感慨深かったのではと思います。
それにしても、インドも経済発展してかなり現代化が進んでいるはずなのですが、
今回のインド写真は40年前の「印度放浪」とほとんど変わらぬトーンで、
かつて私たちを魅了してくれた "藤原新也の印度" そのままです。
それはやはり、生と死、あるいは死から見た生、といったものを
写真から強く感じるからかもしれません。
ガンガー河岸で燃やされる「無常」と川に流される「苦楽苦楽苦楽」も、
そんなアジアの死生観を強く意識した書行といえます。

書行無常


しかし、やはりこの本に特別な重みを感じるのは、
最後の震災篇が加わったことによるものでしょう。
この「書行無常」は週刊プレイボーイの連載企画だったのですが、
ちょうど連載が終了する頃に大震災が発生しました。

すべてが死に絶えたような瓦礫の山を照らす美しい満月の光。
自分がもしこんな光景の前に立っていたら、
一体どんな言葉が出せるだろうか?…全く想像ができません。
藤原さんは、その光に最初は怒りや憎しみを、
そして次第に慈しみを感じたと書いておられます。
悲惨な現場のところどころに嘆きと祈りを込めた書が挟み込まれ、
犠牲者に対する鎮魂の思いが伝わってきます。

終盤は、春の息吹を感じる野山や民家の庭、路地の風景です。
優しい眼差しを感じる穏やかな写真なのですが、それが逆に、
この何の変哲もないどこにでもある日常の風景が、
いかにかけがえのない大切なものであるかを痛切に感じさせます。
最後は見事に咲き誇る満開のしだれ桜で終わりますが、
これは福島の三春のしだれ桜のようです。
たとえここに放射能の風が忍び込んできているとしても、
この生命力の象徴のような満開の桜の写真から、
被災地とそこに生きる人々の再生を願う気持ちが痛いほど伝わってきます。
それは私たち皆が願っていることでもあるのですが。

表現者ならば、この未曾有の大震災とどうかかわるのか、
決して避けては通れないテーマだと思うのですが、
藤原さんが行動し自問自答を経てたどり着いた答えは、
自分が被災地に救われているのだ、という意識だそうです。
別に表現者というわけではない自分も、同じ時間を生きる人間として
この困難に対してどうかかわればいいのか?
いくばくかの義援金を送り、励ましのメッセージを書いた程度で、
何か具体的な行動を起こしたわけではないのですが、
皆と同じように、誰かを助けたいという気持ちも確かに心の中にはあります。
苦しんでいる人を助けることによって結局自分が救われていた、
といった話はよく耳にしますが、
困難を乗り越え、お互いに相手を救い合うことができるのは、
やっぱり最後は人が人を思う”気持ち”ってことなんだろうなあ、とか、
いちいち言葉にしてみるとまるで当たり前のことのようですが、
そんなことも改めて考えてみたりしています。

そして写真集の最後の数葉、ここはガンガーか、あるいは被災地の海でしょうか、
かろうじてものが見えるくらいの薄闇の中、
空との境目もはっきりしない水面に弱い月の光が射し、鳥が舞い飛んでいます。
この写真をじっと眺めていたら、この仄暗く朦朧とした世界が、
いずれ誰もが再び戻っていく世界のようにも見えてきました。

書行無常



11月5日から東京・神田の"3331 Arts Chiyoda"で、
「藤原新也の現在・書行無常」展が開催されています。(2011.11.27まで)
ブログの感想などを読むと、大判の写真と書ですごい迫力の展覧会のようです。
見に行きたいけど無理だなあ..。

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アカイカ釣り at 小木港

2011/11/06 Sun 11:47

今年の秋はこの辺りではアオリイカは今ひとつ釣れていないようですが、
水温が高いせいか代わりにアカイカ(orシロイカ)がよく釣れているとのことです。
まあアオリイカもムラはあるものの少しは釣れているようですが。

先日の夜、私も釣り好きの同僚と一緒に能登町は小木港の堤防に
エギングのイカ釣りに行ってきました。
結果は夜7時半から午前0時までの4時間半ほどでアカイカが17ハイと、
私にしては珍しくなかなかの釣果でした。
でもまあ初心者の私でもこれだけ釣れたということは、
結局この晩は誰が行っても結構釣れた日みたいですね。ちぇ。
大体みんな20パイ近くは釣れていたようですし。
アカイカはアオリイカと違ってシャクらないで釣るので、
あまりテクニックの差が出ないのかもしれません…。

それにしてもイカという食べ物はスグレものですね。
刺身はもちろん、煮ても焼いても、揚げても炒めても美味いし。

去年アオリイカの釣果で負けたMさんにリベンジしたいのですが、
最近週末になると天気が悪くてなかなか行けません。

アカイカ
この写真のやつは小さいけど、もっと大きいのもたくさん釣れました!

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